
ミスト農法の普及による地域活性化の支援
- 完全無農薬農業であるミスト農法の普及に務めています。
- ミスト農法の現地をプロモーションビデオにより紹介しています。過疎地域
など多くの休耕地、遊休施設を活用することにより、現地の生産性が向上しています。「安全・安心な食」を提供することにより、日本と日本人の未来に貢献しています。
ミスト農法って何?
戦後、日本の農業は、大きく変わりました。農薬を大量に使用し効率を追い求める工業生産的な農業になっていったのです。この結果、農作物を育てるのに大切な土壌がどんどんと痩せ、力を失ってしまった上に、痩せた土壌から収穫率を高めるため、病害虫予防、除草、成長の制御などに5,500種類以上もの大量の農薬が使われるという悪循環に陥っています。この農薬の大量使用が今、残留農薬や環境汚染の深刻な問題を引き起こし、私たちの命を蝕んでいます。 命と食の危機を救うには、今、何が必要なのか。私たちは、日本の伝統的な農業、数千年にわたり培われた日本の循環型農業の知恵にその答えを見いだしました。
これが循環型農業の英知であり、ミスト農法の原点です。牛、豚、鶏など畜産糞尿の完熟堆肥、これに地元の腐葉土を混ぜ合わせることで、その土地における最高培養土を作り出します。
ハウス内の高設棚に、この培養土を約6cmの栽培床として、植物の苗を定植します。成長し栽培床を貫通した苗の根に、完熟液肥をミスト噴霧します。ミストの粒子を細かくすることで、空気中での拡散性を高め、効率よく根に栄養と酸素を与えることができるのです。
このほかに、温度、湿度などを、自在に制御し、植物にとって最高の環境を常に作り出します。ミスト農法により、植物本来の生命力が最大限に引き出され、農薬を使用する必要もなく、安全、美味しい、鮮度長持ちの作物が、従来より大量かつ安定的に生産できるようになるのです。

MERIT1 安全性の確保
農薬を一切使用しない農法です。日本古来の「食」と「農」のサイクルを応用し、安全で強い作物を栽培できます。
MERIT2 周年栽培による安定供給
植物にとって最も重要である根をとりまく環境を自在にコントロールすることができます。これにより作物を常に最適な状態に維持することで、収穫期間が大幅に伸びます。
MERIT3 収量の大幅アップ
従来の土耕栽培と比較し、平均2倍以上の収穫量を実現します。根に直接充分な栄養と酸素を与えることができ、成長に格段の差がでます。
MERIT4 鮮度・保存力の大幅な伸び
野菜そのものの生命力が充分に育成できますから、鮮度が違います。保存期間も従来の農薬・土耕栽培の作物と比較すると大きく違います。